投資信託

金鉱山株への投資とは

金鉱山株への投資とはとは、金などの貴金属を採掘する企業への投資を意味します。特徴は、金などの現物資産の上昇によって大きなリターンが期待できるということです。株や債券とは異なる値動きをする商品を自身のポートフォリオに組み入れることで分散効果を大きくすることができます。

サブプライムローン問題を発端とした経済不安に伴い、金の価格は一時下落しましたが、最近は金が上昇の傾向を見せています。金の価格が上昇すれば、金鉱山の株の価値も上がることになるので、基本的には、同じような動きとなります。

これに加え、中堅鉱山会社が三社集まって大手の一角に食い込む構想が進行中など、世界的な業界再編の動きもあり、金生産コストが下がることから、金鉱山株の人気が高まっているようです。

日本での金鉱山株といえば、住友金属鉱山が金関連と言われているため、ある程度金価格との連動性はあるようです。ただ、住友金属鉱山は、金以外にも銅やニッケルなどを生産する総合非鉄会社ですので、海外の金鉱山株ほど金の動きに敏感に反応するわけではありません。

金鉱株の種類

銘柄名 ティッカー 備考
Angrogold Ashsnti
(アングロゴールド・アシャンティ)
AU 南アフリカ共和国の
産金最大手鉱山会社。
Barrick Gold
(バリック・ゴールド)
ABX カナダの産金最大手鉱山会社。
金生産量が世界一。
Fairchild Semiconductor International
(フェアチャイルド・セミコンダクター
・インターナショナル)
FCX 米国の非鉄金属大手鉱山会社。
民間企業で世界最大の銅生産企業。
Gold Fields
(ゴールド・フィールズ)
GFI 南アフリカ共和国の
AUにつぐ産金大手鉱山会社。
NEWMONT MINING
(ニューモント・マイニング)
NEM 米国最大の産金鉱山会社。
産金量世界2位。
Rio Tinto
(リオ・ティント)
RIO 世界各国に拠点をもち、多種多様な
資源を取り扱う世界最大級の資源企業。

金鉱山の投資信託とは

外国の企業に直接投資するには、情報不足や為替リスクもあることから、不安に思う人も多いことでしょう。

そうした人のために、金鉱企業を中心に投資する投資信託があり、金鉱株ファンドといわれます。金鉱株ファンドは、その名の通り金そのものに投資するのではなく、世界各地の金鉱山の株式に投資する投資信託となっています。投信なので投資のプロが運用することになります。情報不足などの問題が解消されますね。

一般的なファンドと同様に1万円程度から購入することができ、少ない資金で始められるのも魅力でしょう。

金鉱山の投資信託のメリット

リターンが多い。金鉱山の投資信託の値動きは、金価格に比べてはるかにダイナミックです。単に金に投資するよりも利益が大きくでる魅力的なファンドとなっています。

ギアリング効果。金鉱会社が採掘するコストはほぼ一定しているが、金価格が値上がりすれば、値上がり分すべてが収益となるので、金価格よりもダイナミックに動くというわけです。

金鉱山の投資信託のデメリット

リスクが高い。金価格が下落すれば、金鉱山の利益は金価格の下落率以上に下がり易いため、金現物(金地金、金地金型金貨)や金ETFに比べるとハイリスク・ハイリターンな商品といわれています。

為替変動の影響を受ける。金鉱山会社は、ほとんどが南アフリカ、オーストラリア、カナダ、アメリカの会社ですから、金鉱株への投資は外貨で行うことになり、為替変動の影響も受けます。投信自体では儲かっていても、為替の時点で損をしてしまうことがあることを覚えておきましょう。

金鉱株投信の種類

ファンド名 信託報酬 買付手数料 取り扱っている証券会社
ブラックロック・ゴールド・ファンド 2.10% 1.05% SBI証券
楽天証券
カブドットコム証券
マネックス証券
ブラックロック・ゴールド・メタル・オープンA 2.1315% 3.15% 野村證券
ブラックロック・ゴールド・メタル・オープンB(※) 2.1315% 3.15% 野村證券

※為替変動リスクをヘッジ(回避)しないタイプ

日本で投資できる金鉱株ファンドは3種類となっています。ブラックロック・ゴールド・メタル・オープンは野村證券でのもみ取り扱っているもので、様々な証券会社で取り扱われているブラックロック・ゴールド・ファンドが一般的となっています。

買付手数料や信託報酬の面から考えても、ブラックロック・ゴールド・ファンドがおすすめです。