用語集

トロイオンス

トロイオンスは、金などの貴金属の国際取引単位として用いられる単位です。1トロイオンスは31.1035gに相当します。略号としてoztr・tozまたは単にozと表記されます。実際には単にオンスと呼ばれる事が多く、オンスの名称の方が良く知られています。日本では、通常グラム当りの円で表示されます。海外価格を31.1035gで割って1gあたりの米ドル価格を算出し、これに為替レートを乗じて円建てに替えます。この価格に取扱会社の諸費用(精錬コスト・輸送費・その他)を加算し、さらに消費税が上乗せされ、「取引価格」が決まります。

バーチャージ

バーチャージは、金取引にかかる手数料のことです。大手地金商や鉱山系企業で金を購入する際、500g以下の場合にこのバーチャージがかかることになります。バーチャージは、購入時には本数に対して、売却時には総重量に対してという具合に、購入・売却の両方でかかります。バーチャージは取り扱い会社によって異なりますが、通常、小口の物になるほど割高になる傾向があります。また、経済情勢の変化等により、変更する場合もあります。

レバレッジ

レバレッジとは、日本語で、てこの原理、つまり、わずかな力で大きな作用を生み出す原理のことです。商品先物取引でのレバレッジは、証拠金を担保にその50倍、100倍といった売買が可能になるものです。先物取引での「レバレッジ効果」とは、少額の資金(証拠金)で数十倍もの取引が行え、大きな収益を得ることができるという意味です。レバレッジを上手く活用すれば、利益も大きくなりますが、逆に読みが外れると、証拠金の額を上回る大きな損失を出すこともあるので注意が要ります。

プレミアム

プレミアムは、地金型金貨に対し、発行国の造幣局が金貨を製造する時のコストや、輸送費、それに伴う諸経費などを含めた費用を総称して言います。通常、地金型金貨の販売価格は、このプレミアムが上乗せされていることから、同じ金の量の金地金よりも割高になっています。買取価格にも同じプレミアムが上乗せされています。

金本位制

金本位制は、金を通貨価値の基準とする制度です。商品の価格も金の価値を標準として表示されることになります。中央銀行が、発行した紙幣と同額の金を常時保管し、金と紙幣との兌換を保証するというもので、1816年、英国が1ポンドの金貨鋳造をはじめたのが金本位制のはじまりだと言われています。日本でも、1897年に明治政府が金本位制を採用しましたが、1929年、ニューヨークのウォール街で株式が大暴落したのをきっかけに大恐慌となり、これ以降、主要各国は金本位制を離脱し始め、金の保有量とは関係なく通貨を発行する、管理通貨制度へと移行するようになりました。日本では、1931(昭和6)年12月の金貨兌換停止により、金本位制は終幕を迎えました。

リスクヘッジ

リスクヘッジとは、投資で、相場変動などによる損失の危険を回避することです。金融商品は、価格変動の大きいモノ、つまりリスクの高いモノの方がリターンも高くなりますが、読みを誤れば大きな損失を被ることになります。そこで、危険(リスク)が想定される場合に、あらかじめ何らかの回避策や打開策を用意しておくことがリスクヘッジになります。
例えば、株を保有していて、株式市場の下落が続きそうな可能性がある場合、日経平均先物を売ったり、日経平均のプットオプションを買ったりすることで、保有株が下落した場合でも損失をある程度補うことが出来るようにする、などの方法です。

ポートフォリオ

ポートフォリオは、複数ある投資対象の金融商品の組み合わせで、投資に際し、出来るだけリスクを最小限に抑え、効率よく収益を得るために検討した結果のことです。株式、債券、投資信託、金(きん)、外貨預金、外国株式など様々な金融商品を、ポートフォリオに組み込むことで、投資家が必要とする年間の収益と、それに見合ったリスクの度合いに基づいて分散投資することで、効率良い資産運用が可能となります。ポートフォリオは、リスクとリターンを分散させること以外に、長期的な投資のものと短期で決済するものとを組み合わせることで、時間的な収益の分散にも役立ちます。

コモディティー

コモディティーとは、本来日用品の意味ですが、投資では、先物で取引される小麦、コーヒーなどの農産物、工業材料となる金属、石油などのエネルギー物質、などなどの商品のことを言います。また、こうした様々な要因によって変動する商品の価格を予測し、値上がり、値下がりによる差益を期待する取引をさして言うこともあります。コモディティー投資は、初心者は金が向いていると言われます。原油・ガソリン・軽油・灯油は値動きが激しく、損失が発生するときりがないとされます。

金の純度

金の純度は、24分率で表されます。純金の場合24金、24カラット(Karat)、また、K24と表示されます。金の含有率により数値が変わり、例えば、18金は金の含有率が18/24、すなわち75%ということになります。金の純度は、この他に百分率や千分率で表すこともよくあります日本では99.99%以上の純度の金を24カラット、すなわち純金として表示して良いことになっています。精錬して純度を高めていっても、不純物をゼロにすることは難しいことから純度100%の金は事実上存在しません。

ドルコスト平均法

ドルコスト平均法とは、毎月の購入代金を一定額にして、買い続ける投資方法です。金価格は日々変化しており、一度に大量に購入するとリスクが高くなります。次期を分散することでそのリスクを減らすことができます。また、定額にすることで金価格が安い時には多く、高い時には少なく購入できるため、平均購入単価を下げることができます。

スプレッド

スプレッドとは、金1gあたりの小売価格と買取価格の差額のことです。店から購入する価格より、売却する価格のほうが安くなっています。この差額は店のマージンということになります。スプレッドは会社によって違っているので、少しでも安いところを選ぶことが重要です。